よくあるご質問
施設について
- 埼玉中部環境センターを建てるのに費用はどのくらい掛かりましたか。
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当センターは、昭和59年4月に完成し建設費用は44億3,000万円ですが、平成10年、11年のダイオキシン類対策工事に31億5,000万円の改修費用が掛かっております。
- ごみピットには、どのくらいのごみがためられますか。
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ごみピットとは、一時ごみをためて攪拌(よく燃えるように混ぜる)するためのものであり、横幅22メートル、奥行10.1メートル、深さ11.1メートルで、容量は2,400立方メートルであり、720トンが溜められますが、過去の最大量としては、1,200トン程度までためたことがあります。
- 環境センターには、全部で何人の人たちが働いていますか。
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組合職員は5人、委託職員は32人、合計で37人です。
ごみ処理について
- どこのごみを燃やしているのですか。1日どのくらいのごみが運ばれてきますか。
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当センターは、鴻巣市、北本市及び吉見町のごみを処理しています。なお、鴻巣市の吹上地域にごみは、彩北広域清掃組合(行田市)の小針クリーンセンターで処理されています。
1日のごみ搬入量は、約110トンです。ごみ収集車両では、約40台分です。
- ごみを処理するときに燃やす火の温度は何度くらいですか。
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焼却炉の内部では、850度~950度の範囲で運転管理をしており、通常は900度位の温度で焼却しています。
- ごみをどのくらい処理していますか。灰はどのくらいの量が出るのですか。
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1年間で約4万トンの焼却処理をしていますが、4,000トン強の灰が排出されます。ごみは燃えると約10分の1の灰になります。
- 煙や公害はどのように処理していますか。
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平成10年、11年のダイオキシン類対策工事に伴い、ろ過式集塵装置(バグフィルター)の整備を行いました。このろ過式集塵装置により煙が捕集され、公害は、活性炭・消石灰を吹込みダイオキシン類・塩化水素・硫黄酸化物を除去しております。また、窒素酸化物は、焼却炉出口に尿素水を吹込み除去しています。
- ごみを燃やした後の灰は、どこへ行くのですか。
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平成14年までは、最終処分場に埋立て処理を行っていましたが、平成15年から全量を太平洋セメントに運び、セメントの原料としてリサイクルしています。
- 分別せず出されたごみは、どのように処理されていますか。
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当センターでは、皆さんに分別のお願いをしておりますが、御質問のようにルールの守れないごみも一部見受けられます。収集車からごみピットに投入してしまいますと、常にたくさんのごみがためられておりますので、分けることは不可能ですから、そのまま焼却炉に投入せざるをなりません。プラスチックのように燃えるものは燃えますが焼却炉が傷みますし、ビン、缶等は燃えずに灰と一緒に排出されます。ごみはきちんと分別しましょう。
ごみの持ち込みについて
- 自宅のごみを直接、環境センターに持ち込むことはできますか。
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燃やせるごみ(可燃ごみ)と粗大ごみを自分で持ち込むことはできます。しかし、当環境センターに持ち込む場合は、必ずお住まいの市町の担当課で搬入申請を行い、許可を受けて、搬入許可書を持参してください。許可書がないと受け入れできません。なお、粗大ごみは、市町で処理料金を支払うことになります。
ごみの出し方について
- パソコンは粗大ごみで出せるのでしょうか。
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平成15年10月1日より「資源有効利用促進法」に基づいて、家庭のパソコンを再資源化するPCリサイクルが始まりました。15年10月1日以降に購入されたパソコンには、販売価格に回収再資源化料金が含まれていてPCリサイクルマークが添付してありますので、メーカーに回収をお願いしてください。
PCリサイクルマークが付いていないパソコンは、粗大ごみとして受け入れております。
- 引越しをするとき、プラスチックや不燃ごみは処理してくれますか。
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プラスチックや不燃ごみは、在住の市町で集積所に出せる日が決められていますので御確認ください。