事業概要

事業概要

基本合意書について

 埼玉中部環境センターは昭和59年に竣工し、2市1町の一般廃棄物処理場の役割を担ってきました。建設から約40年が経過し、老朽化は否めない状況にあり、ごみ処理施設の更新が必要不可欠です。

 令和3年9月16日には、鴻巣市、北本市、吉見町は新たなごみ処理施設の整備について、「新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書」を締結しました。

 

基本合意書の内容(抜粋)

  1. 新たなごみ処理施設の整備促進に関する枠組み

    鴻巣市、北本市、吉見町の2市1町による枠組みで、埼玉中部環境保全組合を事業主体として、新たなごみ処理施設の建設を行う。

  2. 新たなごみ処理施設の建設予定地

    施設の建設予定地は、鴻巣市郷地安養寺地内とする。

  3. 新たなごみ処理施設の整備促進に関する事務局

    事務局は、埼玉中部環境保全組合内に設置する。

 

基本合意書(PDF:137KB)

 

建設予定地の決定について

 埼玉中部環境保全組合(管理者 宮﨑善雄吉見町長)は、令和4年8月25日に、諮問機関である「埼玉中部環境保全組合新たなごみ処理施設等建設検討委員会(以下、検討委員会という。)」に対し、「基本合意書(令和3年9月16日締結)を受け、建設予定地を決定することについて」を諮問し、これを受けた検討委員会は、4回の会議を重ね、令和5年1月19日に、「鴻巣市 北本市 吉見町 新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書(令和3年9月16日締結)を踏まえて調査研究及び検討した結果、建設予定地を鴻巣市郷地安養寺地内に決定することが妥当である。」との答申をまとめました。

 令和5年2月14日に招集された令和5年第1回(2月)埼玉中部環境保全組合議会定例会後の議会全員協議会では、検討委員会での調査研究及び検討の経過並びに答申の内容が報告され、これに続いて開催された埼玉中部環境保全組合正副管理者会議において、「埼玉中部環境保全組合は、検討委員会の答申を尊重し、『鴻巣市 北本市 吉見町 新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書』に示された鴻巣市郷地安養寺地内を建設予定地として、新たなごみ処理施設等の建設に係る事務を進める。」ことを決定しました。今後はこの決定を基に施設建設に向けた効率的なスケジュールを策定し、事務を進めてまいります。

 

今年度の事業概要

 令和4年4月1日より埼玉中部環境保全組合が事業主体となり、新たなごみ処理施設の建設に向けた取り組みを始めることから、組合内に「建設推進課」を新設しました。

 令和4年度の主な事業としましては、新たなごみ処理施設に関連する各種計画の策定を予定しています。